東大山笠宿
飛幡八幡宮(とびはたはちまんぐう)
北九州市戸畑区浅生2-2-2
■戸畑駅から西鉄バスで浅生公園前下車すぐ
天正年間、枝光村宮田山に鎮座(現在の枝光八幡神社)する八幡大神を戸畑村塩井崎に勧請して、戸畑、中原両村の産土神としたことに起こる。その後天正7年(1579)に同村鳥旗(現戸畑区明治町5)に社殿を造営し、塩井崎より遷座している。大正9年(1920)10月に、鳥旗より現在地(戸畑区浅生2丁目2−2)に遷座。
・祭神 |
神巧皇后 |
比売大神 |
応神天皇 |
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須佐之男命 |
道祖神 |
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令和6年行事日程案内
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東大山笠のみどころ
東大山笠宿開き・座固め(ザガタメ) 東大山笠宿にて 6月下旬頃
宿開き:飛幡八幡宮神殿にて本年執行部役付発表と役法被、役弓張(提灯)の授与を行う。(東独特の茶サシコを羽織る)
座固め:場所を神社社務所二階大広間へ移し、東大山笠担ぎ手13団体の代表と地域世話人各山笠関係者相集い、結束を固める
獅子舞行事
早朝社殿より獅子頭八頭をそれぞれ5人の青年班に分け計40名と囃子方10名、世話10名、総勢50余名で地域を清め祓い、夜の帰宿まで盛大に続く。
お獅子に頭を噛んでもらう子らは半ベソながら自ら可愛らしい頭を獅子頭の口元にペコリとだし、そしてニコッと笑う。今年も病気はしません!
かずら輪さ作り 宿前広場にて 7月中旬頃
深山に入り、宝の葛をとってくる。
広場いっぱいにその葛を広げ、10本一束を8束(小東山笠分4束)作る。1束10mに30cmおきに葛の皮で束ね、結ぶ。リボンをつけた様な葛の束が8本誕生し、明日の夜を待つ。
文字練り(文字返へし) 宿前広場にて 7月中旬頃
大山笠、小東山笠と4本ずつ葛束を分け、山笠を組み立ててゆく。この葛で締め固める力作業を文字練りと言い、宿衆、総出で力を合わせて最後の文字を返して空山が出来上がる。
お汐い汲み(空山行事)7月中旬頃
兄弟山である西大山笠の宿まで御霊を乗せていない空山を担ぐ。葛の調子、担棒のシナリ、山笠の状態の確認と担き手衆の肩慣らしも。
明日は祭典本番だ。
大下り行事(飛幡八幡宮〜戸畑渡し場)中日13:00頃飛幡八幡宮出発
御霊を乗せた山笠が、八幡宮からお汐い汲みへ向け下る。
飛幡八幡宮の神輿、馬に乗った宮司を先頭に西・東・天籟寺の大山笠・小若山笠が共に戸畑渡し場を目指す。
千秋楽 浅生広場18:30頃
浅生広場付近で大観衆で賑わうなか、
山笠の運行が間近で観覧出来る。