西大山笠宿

恵美須神社(えびすじんじゃ)

北九州市戸畑区北鳥旗町9-6

■戸畑駅から徒歩5分

寿永の昔(1182年)平家の一門が壇ノ浦の合戦に敗れ、落ちのびた平家の残党が飛幡の浦に隠れ住み、漁業を営んでいたが、地付きの人々と相談して、出雲国美保ノ関の美保神社より、事代主命(えびす様)を勧請し奉祀した社。

西大山笠のお囃子が試聴できます!

 

令和6年行事日程案内

お問い合せ先: 西大山笠宿(恵美須神社)
093-882−7572【受付時間10:00〜17:00】

西大山笠のみどころ

手毬子作成(西大山笠宿にて)5月〜6月初旬

山笠の装飾の一つで、お花(ご祝儀)のお礼にも使われます。
縁起物として、玄関や店舗に飾られます。
   
       

道具出し(西大山笠宿にて)5月下旬 日曜日

1年間倉庫に保管しておいた山笠器材を総点検するとともに、いつでも使用できるよう洗い流します。
       

棒荒い神事(お汐井汲みの場にて)6月下旬〜7月初旬 日曜日

汐(海水)で全長11mの担ぎ棒を洗い清める神事です。
   

座固め(西大山笠宿にて)6月 第3土曜日

山笠の保存・運営のためご尽力頂いている地域の方々や、各山笠関係者に対して、本年の西大山笠執行部役付けを披露します。
運営基盤が更に強固になるよう結束を固める行事です。
       

つゆ払い 獅子舞い行事(西大山笠宿周辺にて)7月第1週 or 2週の水・木曜日

西大山笠執行部一同が飛幡八幡宮の氏子として、獅子頭を持ち、山笠運行経路はもとより町内全域を清め歩きます。
この獅子頭に頭を噛んでもらうと、その年は大きな病気をしないと言われています。
   
       

くきの海花火の祭典(西大山笠宿前〜戸畑渡し場にて)運行しない年もあり

花火大会の際、地域の子供たちによるお囃子の披露や、子供山笠の世話をする方々とともに大山笠の運行等を行います。
12段、高さ約10mの提灯大山笠ごしに見る花火は絶景です。
       

文字練(もじね)り(西大山笠宿にて)7月中旬の土・日曜日に実施

山笠を組み立てる際は、ほぞとほぞ穴でくみ上げたものをかずらで締め固めており、ボルトや釘等は一切使っていません。
このかずらで締め固めることを「文字練り」と言い、若衆が力を合わせ、重さ約2.5tの山笠の台座を組み上げます。
   
       

空山(からやま)運行(西大山笠宿〜東大山笠宿〜西大山笠宿にて)7月第4木曜日

兄弟山である東大山笠の宿まで、御霊(みたま)を乗せていない状態の山笠(空山(からやま))を運行すると同時に、山笠の状態の確認や、担ぎ手の肩慣らしも併せて行います。
     

大上(おおのぼ)り行事(西大山笠宿前〜飛幡八幡宮にて)初日19時頃中本町

山笠に御霊(みたま)を移すため、神社境内へと上ります。(昼山)
急な上り坂を一度も山を落とさず上り切ります。厳粛な雰囲気の中、力強く進む姿は勇壮優美です。
     

大下(おおくだ)り行事(飛幡八幡宮〜戸畑渡し場にて)中日13時飛幡八幡宮出発

御霊を乗せた山笠が、八幡宮からお汐い汲みへ向け下ってきます。
飛幡八幡宮の神輿(みこし)、馬に乗った宮司を先頭に西・東・天籟寺の大山笠・小若山笠が共に戸畑渡し場を目指します。
     

飛幡競演会(西大山笠宿前にて)最終日18:30頃〜

西大山笠、小若山笠の二体にて競演を行います。
山笠の運行が間近で観覧できるため、その迫力を存分に楽しむことができます。
       

狐落とし行事(飛幡八幡宮にて)最終日23:30頃〜

□大(おお)上(のぼ)り
山笠から御霊をお返しするため、十二段の提灯を飾った東西の大山笠が参宮通りを抜け飛幡八幡宮境内へと上ります。漆黒の夜空に火を燈しつつ、最後の力を振り絞り、厳粛にかつ力強く境内へ向かいます。

□御霊返(みたまがえ)し
宮司の手により、神の御霊(みたま)(御神霊)を神殿へとお返しします。

□狐落とし行事
山笠連中は祭典期間中狐に憑かれていると言われており、日常生活に戻るため、この狐を落としていただく神事です。

□三本締め

     

山笠解体(中本町にて)最終日

狐落とし終了後、中本町まで移動して山笠を解体します。
     

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